品川から65分、京急線に乗って、東京都から神奈川県へと移りゆく車窓の景色を楽しみながら、終点の三崎口駅に到着。今日は、みさきまぐろきっぷを使って、楽しむぞ！

みさきまぐろきっぷを使うと、三浦・三崎エリア指定区間内の京急バスが乗り放題！路線内のどこにでも行けるので、車でないと行きづらいカフェやお店にも、スムーズに行けます。気になった場所を見つけたら、いつでも途中下車して散策してみましょう。まずは、城ヶ島を目指します。

城ヶ島の南側にある馬の背洞門は、到着するまでのハイキングコースも含めて、日本ではないような景色が連続するスポットです。小道を進んで行く中で出会うのは、緑のトンネルや海と崖の絶景。ぜひ、たくさん写真を撮ってください。 長い年月をかけて海に浸食されてできた洞門は、まさに自然の神秘。揺れては返す海の音を聞きながら周辺を散策してみましょう。海を前にのんびりするにも最適な場所です。

ハイキングルートを東に歩いて行くと、最東端にある安房埼灯台へと辿り着きます。海のそばまで続く階段を降りると、そこは別世界。地層が織りなす絶景が広がっています。途中のハイキングコースも、海を見下ろす絶景が続くので、好天の日には、ぜひ訪れてほしいスポットのひとつです。

城ヶ島

おいしいまぐろや新鮮な魚介類を使ったランチを楽しみたければ、三崎港の西側に位置する「みさき魚市場」2階の三崎「魚市場食堂」へ。もちろん「まぐろまんぷく券」が使えます。

チケットで食べられるのは、「まぐろきっぷ市場の気まぐれ刺身定食」。漁港の街の三崎、そして魚市場の中にあるため、新鮮で高価なお刺身がふんだんに入った特別メニューが用意されています。調理人が市場で仕入れた魚を使ったフライも、自慢の一品。味もボリュームも大満足のセットです。

三崎「魚市場食堂」
神奈川県三浦市三崎5-245-7

日本有数の遠洋マグロ漁業の基地として名を馳せる三崎港。その歴史は、約300年前、8代将軍吉宗の享保年間にまでさかのぼります。当時は砂浜の漁村でしたが、大正時代以降、漁業基地として、整備が続けられて現在の姿になります。 観光漁港として楽しめるスポットも多く、魚市場の2階からは、無料でマグロのセリが見学できます。城ヶ島を望む海沿いの景色も素晴らしく、散策も楽しいことが大きな特徴。中心部にある「うらり」では、マグロをはじめ旬の魚介類や野菜などの直売と、それらを加工したお土産が並んでいるので、ぜひ、訪れてみてください。

漁港周辺の街歩きも、おすすめの観光方法。中心部には、おしゃれなカフェやドーナツ屋さんなどがあり、歩き疲れた時の休憩先として最適。漁港の全域から城ヶ島を眺められ、写真撮影も、あらゆるところで楽しめます。

特におすすめは、9匹のカワウソたちが暮らすコーナー。特に、ふたつのプールを水路でつないだ、「かわうその遊び場」では、元気に遊泳するカワウソたちを観察できます。要予約の有料プログラムですが、毎日開催するの「カワウソにお魚をあげて指タッチ」では、カワウソにエサのお魚をあげて触れあえます。

京急油壺マリンパークでは、回遊水槽でサメやエイの展示。特に体長3m近いシロワニや、尖った吻が特徴的なノコギリエイは大迫力です。ペンギン島では、とてもペンギンを近くで観察できるため、ぜひ、ペンギンたちを背景に入れて記念撮影をしてみましょう。

京急油壺マリンパーク
神奈川県三浦市三崎町小網代1082