三浦半島生活交通ネットワーク計画協議会とは
国では、平成23年度に「地域公共交通確保維持改善事業」を創設し、地域交通を支援するための補助制度を実施しておりますが、交通事業者がこれらの補助金を受けるためには、各事業の目的・必要性・目標・事業費等を記載した「生活交通ネットワーク計画」の策定が必要となります。
そこで、横須賀市、逗子市、三浦市、葉山町、国土交通省関東運輸局神奈川運輸支局および京浜急行バス株式会社からなる三浦半島生活交通ネットワーク計画協議会が、横須賀市、逗子市、三浦市内に在籍する営業所の事業計画策定に係る協議についての役割を担っています。
平成28年度は、「生活交通改善事業計画」を策定しましたが、国の補助制度が変更され、交通事業者は、「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金」及び「訪日外国人旅行者受入加速化事業費補助金」を受けることとなりました。
変更後の国庫補助金を受けるにあたって「生活交通改善事業計画」は不要となりましたが、各事業は計画に沿って実施されました。
また、平成29年度も、交通事業者は、引き続き上記の補助金を活用し、事業を実施する予定です。
今後は、必要に応じ、「生活交通改善事業計画」を策定する予定です。
生活交通改善事業計画について
本事業計画は、三浦半島生活交通ネットワーク計画協議会が、国の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱」に基づき策定するものです。
平成28年度事業計画の概要
【バリアフリー化設備等整備事業（ノンステップバス導入促進事業）】
平成28年度、横須賀市、逗子市、三浦市内に在籍する営業所の車両代替にあたり、ノンステップバス22両を国の補助を受け導入します。
【利用環境改善促進等事業（バスロケーションシステム導入事業）】
平成28年度、追浜営業所が運行する路線で、バスロケーションシステムを整備し、パソコン、携帯電話、スマートフォンの各種端末でバス位置情報を提供します。また、おもな停留所に表示機を設置し、接近情報を提供します。
国庫補助金の変更について
当協議会では、国庫補助金「地域公共交通確保維持改善事業費補助金」を交通事業者が受けるために、各事業の目的・必要性・目標・事業費等を記載した「生活交通改善事業計画」を上記のとおり策定しました。
しかし、平成28年度に入ると国庫補助金が変更されました。
交通事業者は、「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金」及び「訪日外国人旅行者受入加速化事業費補助金」を受けることとなりました。
変更後の国庫補助金を受けるにあたって「生活交通改善事業計画」は不要となりましたが、各事業は計画に沿って実施されました。